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鶴見臨港鉄道 [鉄道]

昨日はシゴトで鶴見へ
鶴見線沿線には御用が無かったのですが、久々だったのでシゴト前に撮り鉄、シゴト後に乗り鉄してみました。
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鶴見線は元々は鶴見臨港鉄道(私鉄)として開業し、戦時中に国鉄に買収された路線でありまして、今でも各所に私鉄時代の名残があります。  私が初めて訪れたのは高校生の頃でしたが、それから40年以上経っても鶴見線の設備には大きな変化が無く、昔の雰囲気を味わえるのです。  鶴見駅のホームもそんな感じ ↓ 
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ちなみにコレ ↓ は銚子電鉄の電車(既に廃車)ですが、鶴見臨港鉄道から来たヤツなんです。
昔々こういう電車がこの路線をトコトコ走っていたんですね。
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↓ 車体長20m ×3両の編成しか収まらない鶴見線のホーム。 
東急池上線や江ノ電みたいな私鉄並み~ な感じがスキです。
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鶴見線の今昔比較をしてみると....
↓ 今の鶴見駅
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↓ 1990年7月の鶴見駅  おぉ、ホームも背景も変わってない
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↓ 今の扇町駅
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↓ 1979年の扇町駅  背景は変わったけどホームは変わってない
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鶴見線は首都圏の路線の中で一番最後まで茶色い(正しくは "ぶどう色2号" いいます)電車が残っていたんです。
コレ、私が惹かれたイチバンのポイントでした (^^)d
この電車 ↓ がまたオモシロくて、元は運転台が片側にしかなかった車両ですが、後に反対側にも運転台をつけて両側運転台に改造してるんです。(こっち向きが改造された側)
国鉄がよくやっていた改造方法で、この改造によって単行運転ができる様になりました。
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↓ コレは今の鶴見線電車ですが、これも元は運転台無しの中間車両(山手線で使用)でしたが、運転台をつける改造を施してこの姿になりました。 
改造車とは思えぬ見事な仕上がりで、JR東日本もマジになると恐るべし。 国鉄時代から残る改造技術ここにあり という感じなのであります。
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やっぱ鶴見線は興味深いです。 いつかまた行ってゆっくり見てみよう。
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